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ファブリー病とファンタジー

 季節は冬。鮮やかなオレンジ色の花咲くナスタチウム(キンレンカ、金蓮花)は秋咲きだが、今が見頃。雑草と見逃しそうな小菊のように白い花のコシロノセンダングサ(小白の栴檀草)も同様に色を添えてくれる。

 話題は変わるが、昨年に行動制限が解除された とある日に密集しない時間帯を選び劇場映画館に足を運んだ。 
何を見たのか?新海誠監督のアニメーション「すずめの戸締り」である。

 主人公は女性の名前が“すずめ”さんという多感な女子高生である。国内の災いとなる「扉」を締めるために“閉じ師”の青年の草太さんと旅する冒険ファンタジーと言える。宮崎県から香川県、大阪、東京、東北と
各地のリアルな風景も見逃せない。
 ストーリーの中に東北震災の場面が出ることから被災した避難中の方々への配慮に対して話題になった。

 主人公と同世代からの反響は、「感動した」「涙が出て止まらない」などとマスコミに紹介され観客数の増加が見込まれている。

 私はどうか?感性が錆びついてしまったのか、どうもその感想に辿りつかない。(少し悔しい)

 とどのつまり、単なる“ミーハー”の場ちがいのオッサンとしか思えない。・だろう。(情け無いことに)