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心サルコイドーシスとカットサロン

夾竹桃の白い花が盛夏を連想させる空梅雨のこの頃である。
 話題は変わるが 理容室(床屋と呼ぶ)と美容室の話題を取り上げたい。
 20〜50代の男性に尋ねると カットは美容室を利用する事が少なくない。
 今まで どうにも気恥ずかしい(理由があるのだが)のと 顔剃り、洗髪が楽だと思い 美容室に足を運んだ事がなかった。

 床屋さんの回転するレザー椅子に座ると お任せで「髪の毛の伸びた分だけ切ってください」と告げたら後は船を漕ぐ勢いで前後・左右に揺れて眠ってしまう。正面の鏡さえ見たことなく爆睡して、床屋さんに迷惑をかけていたかも知れない。
こう言うわけで女性も通う美容室には醜態を晒すのが耐えられないので行けなかった。

 ところが異変がおきた。

 床屋さんは間違いなく決まって地肌が見えるほど短髪に刈り上げてくれる。暑い沖縄での生活には合わせて 見事に床屋さんに行きました感 が強く髪の毛が少なくなってしまう。(お任せにしてしまい床屋さんのサービス精神旺盛を刺激したと思われる?)

 数軒、床屋さんを変えて試すが同様の結果である。
爆睡と“お任せ”の しわ寄せと反省するのだが事態は変わらない。

 ここで美容室に数ヶ月前から変えてみたら いとも簡単に解決してくれた。
椅子の前の鏡は見ないが爆睡できなくて目をつむるだけとなった。(少し緊張してるかも)程よい長さにカットしてくれる。
 また驚いたのは洗髪を今までうつむいて流しに頭を突っ込んでいたが、仰向けにフラットに寝てするのは初めての経験であった。

 今では 顔剃りは諦めて 美容室に予約を取り
通うようになったのは言うまでもありません。

 暑い夏のサービスとしてキンキンに冷えた室内に案内するのと同様に、出来るだけ短くカットすることを床屋さんは今後も続けていくでしょう。